2010/10/26

波の数だけ抱きしめちゃう(笑











俺にとっては凄く懐かしいネタ

俺の大好きな映画「数だけ抱きしめて」
著作権の絡み等でこの映画のDVD化は無理だと聞いてた
そしたら何時の間にか販売されていたのでビックリ!
DVD化は諦めていただけに嬉しさはひとしおだ

この映画、俺にとってはリアルタイムで過ごした時間と
年代的にも風俗的にもオーバーラップするだけに大好き
しかも俺にとって凄く懐かしいモノ達が効果的に使われてて
それを見てるだけでも楽しい映画だ
色々と思い込みが深い分、このエントリーは
長文になってしまうんだが

ホイチョイ3部作の3作目ということで
かなり作りこまれたストーリー展開

青臭くてじれったいラブストーリーと
バブリーで現実離れした公私混同が絡み合う
当時のホイチョイお得意のストーリーだね

とにかくこの映画では中山美穂さんがひたすら可愛らしい
特に日焼けしてて当時のサーファー風のメイクをした彼女は格別
この映画の中の中山美穂さんは大好きだな

日焼けした肌には、チョイ前に流行ったガングロメイクでなく
この頃流行ったブルーのシャドーにピンクのルージュ
(両方ともパール入り)が似合うと思ってしまうのは俺の
トシのせいだろうか(笑

若かりし頃の松下由樹さんも凄くキュート
織田裕二氏の、七年間も同じ女を好きなのに
言い出せないウジウジ具合も中々似合ってる
むしろ最近の彼の役どころよりこっちのウジウジ具合の方が
彼には似合ってる役のような気がする(笑
別所哲也のナンパでバブリーな具合もバッチリだ

それに何より音楽のチョイスが大好き
AOR中心に当時のヒットパレード!って感じのラインナップだ
特に俺の大好きなkalapanaの曲が随所で効果的に使われてるのが
凄く印象深いし嬉しく感じるよ

それに車もね
赤いファミリアとホンダのCITYは当時大流行りだったもん
ダットラの四駆にもかなり憧れた記憶がある

当時、この映画を見た時は、
導入部のモノクロ画面とおもむろにバックに流れる
松任谷由実さんの名曲「心ほどいて」
その詩の内容にピッタリ合ったオープニングのストーリー展開に
すっかり心を掴まれてしまったオレは、そのまま映画に
引き込まれた記憶があるよ
良く考えてみれば初めに音楽ありきなんだけどさw

いきなり神父様と新郎の役でブレバタ兄弟は登場するし
飯島トンネル出口のYes coke Yesの赤い看板も再現されてる
その他にも
1982トリオからケンウッドへのポスターや
RSワタナベのアルミホイールを履いた
黄色い屋根なしのビートル(笑
等々 懐かしくて憧れだったモノ達が次々出て来るのに驚いたね

オレの思い出を語るより、この映画に出て来る
懐かしいモノ達を色々と挙げてみた方が面白そうなので
色々と書き並べてみるよ
因みに括弧内はオレの思い入れだ(笑

ゼンハのHD414
(今でも欲しい)
ナガオカのレコードスプレーとクリーナー
(昔はずいぶんお世話になった)
旧缶のプリモビール
(憧れてたせいかかなり旨かった記憶が…)
松下由樹が乗ってるスクーターのポップギャル
(昔のガールフレンドが乗ってた)
BCL用のバカデカいラジオ
(高校生の頃無性に欲しかったな)
ダットラ四駆にエンケイバハのアルミホイール
(エンケイバハは今でも憧れ)
ビートルのカブリオレ
(オレのハトコが今でも大事に乗ってる)
パンナム
(一度パンナムに乗ってアメリカ行きたかった)
エアサプライのチケット
(当時取れたためしがない)
ライトニングボルトとかOPやマーボーロイヤルのステッカー
(クルマにベタベタ貼ってた)
ゴッデスのコアウッドのロングボード
(今でも憧れのボードNO1)
雑誌ポパイとJJとオリーブ
(毎回発売日に買ってた)
デノンのレコードプレイヤー
(欲しかったけどウチのは親父のお古のSonyだった)
辻堂から江ノ島への抜け道
(噂には聞いてたが通ったことはない)
ディスコ「ナバーナ」のトロピカルでバブリーなカクテル
(バブルの象徴だよね、ディスコはメビウスが憧れだった)
渋谷宇田川町のタワレコ
(東京へ行くと必ず寄った)
ヘリーハンセンのウィンドブレーカー
(後日色違いを入手出来て嬉しかった)
トップサイダーのレザーデッキシューズ
(オレはキャンバスの白派だった)
ティアックのオープンリールテープデッキ
(これも憧れたけど家にあったのは親父のお古orz)
YMO咲きました の看板
(この頃から今でもYMOは素晴らしくカッコイイ)
オレンジの文字盤のセイコーダイバーウォッチ
(クォーツの黒文字盤のは持ってたけど自動巻きオレンジが憧れ
の的だった)
等など、挙げ出したらきりが無いかな(笑

この映画を観るまで、ハッキリ言って松任谷由実さんは
あまり好きじゃなかった俺なんだけど
この映画見てからは大好きになった
そういう意味でも俺にとってこの映画は凄く思い出深いね

残念ポイントも書いとこう
100%湘南の景色じゃない事
(CHPの看板が出て来ると千葉丸わかり)
CHPは千葉の象徴だもんね…

ハマトラのおネーちゃんがあまり出て来ない
(これは個人的に残念)
ファラーのホップサック履いてる人も出て来ない
(この頃大流行してたパンツなのに)
ビーチコマーと呼ばれたカラフルなビーサンを誰も履いてない
(これも大流行してたはず)
あの頃のサーファーならクラークスのワラビーも誰か履いてるは
ずなのに…
(これも大流行…以下略)
織田裕二の着てたアロハ柄のボタンダウンが
レインスプーナー製なら最高だけど…
(そこまでよく確認できない)

現実離れし過ぎて萎えるポイントも若干ある…
ボートを気軽に使ってる事とか信号弾の使い方とか
別所哲也のクレジットカードの使い方とかね

まぁ現実離れはホイチョイのお得意だからイイとしても
細かいディテールにこだわってるのが凄く伝わって来る映画なので
こういうアラが見え過ぎるのは残念だったな
もっとも、俺自身がリアルタイムで過ごしたのと同じ時代なだけに
余計にアラが見え過ぎてしまうのかも知れないけどさ
時代考証担当の泉麻人さん、ツメが甘いですぞ!

アラ探しはともかく、久しぶりにこの映画を見た事で
オレにとっては色々と思い入れが深くて
掛け値なしに楽しめる映画だってことを再発見したな

しかしあの頃のオレは女の子にはモテなかったなぁ(苦笑
Powered By Blogger

このブログを検索

フォロワー